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語り芸パースペクティブ

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
ななふく本舗
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

平成29年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期

事業概要

この国は伝統芸能の数が大変多い。とりわけ「語り芸」が多く、またそれらが先行芸能を踏まえた重層性を持ちつつ発展している。視覚優位の現代で、聴く力、想像を要する芸が、多様に受け継がれ、現代を生きている。能楽、節談説教、説経祭文、講談、義太夫節、落語、浪曲……。今聞きうる語り芸の、第一人者である演者、また作家・研究者を招き、まずはスゴい実演を間近で聞いた上で、それぞれの芸はどのような土壌から生まれ、どんな特色を持ち、担ったのは、享受したのはどういう人々であるかなどについて、「史観」を伺い、芸のアイデンティティを浮かび上がらせ、修業や継承についての思いを聞く。全十一回、通して聞くことで、この国の「語り」が担ってきたものを見渡し、また未来を考えたい。

実施時期
2017年4月17日(月)-2018年2月19日(月)
実施場所
カメリアプラザ和室、カメリアホール(東京都江東区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【玉川奈々福】
1995年7月二代目玉川福太郎に入門。同年8月、曲師として舞台デビュー。2001年11月、浪曲師として舞台デビュー。2004年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全五回、2005年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全五回をプロデュース。さまざまな浪曲イベントをプロデュースし、能、義太夫、オペラ、パンソリ、講談、落語など他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のO型。古典浪曲代表作に「天保水滸伝」「寛永三馬術」「赤穂義士伝」「清水次郎長伝」等。新作浪曲の代表作に「金魚夢幻」「浪曲シンデレラ」(ともに自作)「浪花節更紗」(正岡容原作)「悲願千人斬の女」(小沢信男原作)「彼と小猿七之助」(川口松太郎原作)ほかがある。