第3回歳松会コンサート〜心に響く鼓の世界〜
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 一般社団法人 邦楽囃子研究所歳松会
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成29年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期



事業概要
小鼓は世界でも稀な精緻な構造と、日本の風土が生んだ水を連想させるような、豊かな音色を持つ楽器である。 この小鼓の魅力を伝えたい!と企画されたのが、『第3回歳松会コンサート~心に響く鼓の世界~』である。 古典音楽の中から長唄『松の翁』『紀州道成寺』、義太夫『猩々』、そして、影絵とコラボレーションする創作曲『海と風と』という多彩なプログラムでお送りする。『海と風と』には、影絵人形や切り絵の作家、中辻正さんをお迎えし、自然界の音も取り入れ、邦楽囃子音楽との共演を企画している。邦楽の愛好家も、また普段邦楽を聞きなれないお客様にもわかりやすく、邦楽囃子音楽に触れてお楽しみ頂き、心に響く鼓の世界をお届けしたい。 出演者は望月彦十郎、望月太津三郎、竹本駒之助、鶴澤三寿々、今藤政十郎、杵屋巳太郎、望月左喜十郎、望月彦慶 他。 スタッフは望月彦聖、芦野孝男、萬治文絵 他。
- 実施時期
- 2017年10月20日(金)
- 実施場所
- 日本橋公会堂(東京都中央区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【一般社団法人 邦楽囃子研究所歳松会】
邦楽囃子音楽の保存伝承・普及を目的とするとともに、先人たちが長い歴史の中で培ってきた技術や感性を基軸に、新しい邦楽囃子の姿を模索し研究することを目的として設立された。これまでのコンサートでは、長唄・清元等の古典音楽に加え、新曲を委嘱して発表。また、舞踊や、映像等の視覚効果も取り入れ、“わかりやすく邦楽囃子音楽を伝えること”にも取り組んできた。昨年度のコンサートでは中国や韓国の楽器との新作も発表。その他の活動として、長唄のスコア譜(長唄『時致(五郎)』『鶴亀』)を出版。銀座小鼓教室等がある。