現代カナダ演劇・最新作連続公演 「エレファント・ソング」
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 有限会社 名取事務所
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成28年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第2期

現代カナダ演劇・最新作連続公演 「ベルリンの東」公演(2015) 撮影:坂内太

現代カナダ演劇・最新作連続公演 「ベルリンの東」公演(2015) 撮影:坂内太

現代カナダ演劇・最新作連続公演 「記念碑」公演(2016) 撮影:坂内太
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事業概要
従来のカナダ演劇はシェイクスピアを手本にする英国風対話劇と、それにフランス系カナダ人のビジュアルな演劇が絡むという構図だった。しかし、ここ10年ほどでそれは様変わりを見せた。難民・移民といった新移住者たちが白人達の作るスノッビッシュな演劇に飽き足らず、「自分達自身の問題を、自分達自身で考え、自分達自身で劇化しよう」との胎動を始めたからだ。「現代カナダ演劇・最新作連続公演」は、そんなカナダの新移住者たちが作る演劇を日本に紹介し、新しい風を吹き込みたいと企画。30~40歳代の新進作家の本邦初演の作品を選定すると同時に、同年代の演出家をあて、“今”を見せる。 シリーズ第3作目となる今回は、精神病院を舞台にした緊密な心理劇「エレファント・ソング」を上演。 作:ニコラス・ビヨン 翻訳:吉原豊司 演出:扇田拓也 出演:マイケル・アリーン役:佐川和正 ドクター・グリーンバーグ役:藤田宗久 ミス・ピーターソン役:安藤みどり
- 実施時期
- 2017年3月17日(金)- 26日(日)
- 実施場所
- 下北沢「劇」小劇場(東京都世田谷区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【名取事務所】
別役実海外交流シリーズ、カナダ演劇最新作連続公演、ロシア現代劇連続上演シリーズ等の連続上演の他、海外公演、自治体のプロデュース公演、コンテンポラリーダンスのプロデュースを手掛けている。イプセン現代劇連続上演は12作品を上演した。