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徹の笛—第八回福原徹演奏会—

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
福原 徹
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年個人

平成28年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第2期

事業概要

日本の笛は伝説や文学などで度々登場し、祭りでも接する大変に身近な楽器だが、実際の演奏では様々な楽器の一員で笛独自の音楽は殆ど無かった。こうした中で、笛の独奏楽器としての魅力と可能性を探るべく様々な形での演奏活動を行ってきた。その中核である「徹の笛」は、笛の演奏家自らが企画、作曲、演奏をするという笛主役のリサイタルである。ここでは従来の伝統様式に囚われることなく「笛」のもつ音色の多様性とその音楽性の多彩さを、独奏並びに他ジャンルの演奏家とのコラボレーションを通し表現、今後の笛の音楽の可能性を示す。 「三番叟」(作曲者不詳)  「solo05」(福原徹作曲)初演 「シャコンヌ」(J.S.バッハ作曲 福原徹・中川俊郎編曲) 「京の夜」(四世寶山左衛門作曲) 「千年の桜」(福原徹作曲 中川俊郎ピアノパート作曲補作)(改訂初演) 福原徹(篠笛・能管)、中川俊郎(ピアノ)、善養寺惠介(尺八)、鶴澤津賀寿(太棹三味線)、福原百之助(蔭囃子)

実施時期
2016年11月30日(水)
実施場所
東京文化会館小ホール(東京都台東区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【福原 徹】
四世寶山左衛門に入門、東京芸術大学邦楽科卒業後、邦楽囃子笛方として長唄・箏曲などの演奏会、日本舞踊・歌舞伎などの舞台、放送、海外公演等で古典演奏活動を続けると共に笛を中心とした作曲に取り組む。2001年第1回演奏会「徹の笛」で文化庁芸術祭大賞を受賞、以降これまで7回のリサイタルを行う一方2002から隔月で6回にわたり新作連続演奏会を行う。東京芸術大学、清泉女子大学、立命館大学等の講師を歴任、NHK文化センター講師を務める。