ボリス・グロイス日本招聘プロジェクト
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- ボリス・グロイス日本招聘プロジェクト実行委員会
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成28年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期


❮❯
事業概要
現代を代表する美術批評家・ボリス・グロイスの著書「ART POWER」の和訳出版を機に、ニューヨークから氏を招聘し、大学・美術館での講演や討論会を行う。またグロイスが東京の街中を研究者やアーティストらと共に歩いて巡り、五感を通して都市東京を考察するサイドプログラムと併せて記録集にまとめ公表することで、日本の美術制度における利点と問題点を氏の思想的枠組みを通して抽出し、広く聴衆の批評的意識に働きかけることを目的とする。
- 実施時期
- 2017年1月13日(金)-22日(日)
- 実施場所
- 東京大学他 ※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【ボリス・グロイス】
ボリス・グロイス(1947年旧東ドイツ生)
哲学者、美術理論家、批評家。冷戦時代のソビエト連邦で学び、70年代後半にモスクワ・コンセプチュアリズムに関する論考で批評家としての活動を開始。戦後ロシア・東欧の前衛芸術をはじめ、コンテンポラリー・アートの動向を哲学的な視点から論じ、その世界に大きな影響を与えている。Art Review誌が毎年発表するアート界で最も影響力を持つ人物100人のリスト『Power 100』にも選出されている。米ニューヨーク大学ロシア・スラヴ学グローバル特別教授と、独カールスルーエ造形大学特別研究員。2011年ヴェネチア・ビエンナーレにロシア館キュレーター、2012年上海ビエンナーレに共同キュレーターとして参加。