「離陸」台湾公演
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- サンプル
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成28年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期

「離陸」(2015) 撮影:青木司

「離陸」(2015) 撮影:青木司

「離陸」(2015) 撮影:青木司
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事業概要
劇団サンプルが「離陸」(2015年都内初演)で台湾の演劇フェスティバル「Votage-2016 Kuandu Arts Festival」に初参加する。劇団の海外公演は初めてとなる。 「境界を超える」ことをテーマに同性愛、性転換、再生医療、宗教など、現代を鋭く切り取る作品を発表し続ける松井周。本作は夏目漱石の『行人』を下敷きに、伊藤キムを含む3人の俳優で、変化していく三角関係の行き着く果てを描く。
- 実施時期
- 2016年10月28日(金)- 30日(日)
- 実施場所
- 国立台北藝術大学(台北)
プロフィール
【サンプル】
松井周(劇作家・演出家・俳優)の主宰する劇団。松井周が描く猥雑かつ神話的な世界の断片を、俳優とスタッフが継ぎ目なく奇妙にドライブさせていく作風は、世代を超えて高い支持を得ている。
『シフト』『カロリーの消費』はフランス語に、『地下室』はイタリア語に翻訳され、『自慢の息子』は2013年にオハイオ・ノーザン大学(米)で翻訳上演された。
『通過』(2004年)で第9回日本劇作家協会新人戯曲賞入賞、『自慢の息子』(2010年)で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。
2012年、2015年と越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭に参加。