アンサンブル・ノマド定期演奏会第56~58回 「照らし合うもの Vol.1-3」
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- アンサンブル・ノマド
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成28年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期



事業概要
本企画はボードレールの「悪の華」中の詩、“Correspondances(万物照応)”から着想を得たものである。 「〜深く暗い統一のなかで、夜の闇の如く、陽の輝きの如く、薫りと音と色は、互いに照応する〜」。 「薫り」、「音」、「色」という異なった要素が精神世界の中で互いに照応し合うことを詠った詩のイメージから、あえて個性の異なる音楽作品を選んでプログラミングすることで作品と作品の間に生じる「差異」や、「パラフレーズ」をキーワードに原曲を様々な手法でアレンジすることで生まれる(原曲との)「差異」、民族音楽とそれを基に西洋音楽の手法で新たにつくられた現代音楽との照応から生まれる「差異」という、3つの差異が照応する姿をシリーズとして具体化した。
- 実施時期
- 2016年5月8日(日)、10月22日(土)、2017年2月26日(日)
- 実施場所
- 東京オペラシティ リサイタルホール(東京都新宿区)
プロフィール
【アンサンブル・ノマド】
1997年結成。「NOMAD」(遊牧、漂流)の名にふさわしく、時代やジャンルを超えた幅広いレパートリーを自在に採り上げ、斬新なアイデアやテーマによるプログラムによって独自の世界を表現するアンサンブルとして内外から注目されてきた。第2回佐治敬三賞、2014年度ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞を受賞するほか、海外の主要現代音楽祭にも多数招聘されている。また、近年ではアウトリーチ活動にも積極的に取り組み、国内外の学校・施設で訪問コンサートやワークショップを行っている。
国内外でこれまでに14枚のCDがリリースされている。