遊機体
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- ソウルプレイングファクトリー
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成26年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]


事業概要
ジョルジェ・バタイユ曰く『人類の遊びの始まりであり、芸術の誕生』であるという数万年前のラスコー洞窟の絵と踊りと音楽による儀式をモチーフにしている。 絵を描くという行為が時に繊細な踊りに、時に躍動感を生む踊りになっている。また踊るということによって、絵が描かれる。そして音楽を奏でるという行為が踊りになっている。踊ることによって音楽が生まれる。踊りの中に踊りは無い。だが、そこかしこに踊りの芽はあるのだ。ということを踏まえ、踊りとは何か?これも踊り、こんなのも踊りだ、と提示しつつ、それらの手段と方法を駆使し洞窟の有機的な自然と無機的な現代世界をあらわす映像がからみあい作品を創り上げ、世界を創り上げていく。 演出・振付・舞踏:向 雲太郎 絵・舞描:鉄秀 音楽・演奏:築山建一郎、アキーラ・サンライズ VJ:ヒラリオン・ベータランド 映像プログラミング:大西義人 LED照明:藤本隆行
- 実施時期
- 2014年5月30日(金)〜6月1日(日)
- 実施場所
- 森下スタジオ(東京都江東区)
プロフィール
【向雲太郎】
94年大駱駝艦に入団。01年より振付・演出作品の上演を開始国内外で上演し海外フェスティバルへも招聘される。12年大駱駝艦を退団独立。踊りとは何か? 新しい舞台表現とはどういうものか? と問い続けながら、面白いということにこだわり作品を創り活動を続けている。その特色は、舞踏にあるまじき軽妙さ、映画的センスを活かした展開、人間の心の闇に迫り、人間は根源的に自由なのだと体現する、師から引き継いだ何でもありの破天荒な演出、そして世界観にある。