伶楽舎雅楽コンサート no.29
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 一般社団法人 伶楽舎
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成26年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

芝祐靖作曲「五行長秋楽(ごぎょうちょうしゅうらく)」

エリザベス・ブラウン作曲「ルビコン川 ~龍笛、篳篥、笙のための」

東野珠実作曲・脚本「雅楽童話 ききみみずきん」
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事業概要
伝統を受け継ぎ、未来へ継承するために、古典作品の演奏と同時に、新作も演奏し続けている伶楽舎の、雅楽のための現代作品特集である。芝祐靖作曲『五行長秋楽』は古典様式による作品(初演)、2004年にアメリカで初演された吉川和夫『木々の記憶』、そしてアメリカ人作曲家エリザベス・ブラウンが雅楽の音色に魅せられて創作した『ルビコン川』を演奏する。千年もの長い年月、日本で育まれてきた雅楽の響きが国内外の現代作曲家の創作意欲をかきたて、雅楽にさらなる魅力を加え、雅楽の可能性が広がっていることを示したい。また、未来の文化の担い手となる子ども達が雅楽に親しめるように、伶楽舎が取り組んでいる子どものための雅楽作品の第3弾として、東野珠実に委嘱した新作『ききみみずきん』の初演を行う。演奏は、宮田まゆみ、石川高、中村仁美、田渕勝彦、八木千暁、笹本武志、野田美香、中村かほる、宮丸直子 他
- 実施時期
- 2014年12月15日(月)
- 実施場所
- 四谷区民ホール(東京都新宿区)
プロフィール
【伶楽舎】
雅楽の合奏・研究を目的に1985年に発足。音楽監督・芝祐靖。現行の雅楽古典曲以外に、廃絶曲の復曲や正倉院楽器の復元演奏、現代作品の演奏にも積極的に取り組んでいる。年2回の自主公演以外にも、国内の主要ホールに招かれ公演する他、アメリカ、ヨーロッパなど海外のフェスティバルからも招かれ、雅楽の紹介につとめている。近年は子どもや雅楽を初めて聴く人たちのためのワークショップや公演も積極的に行い、好評を得ている。