東京混声合唱団 第235回定期演奏会 三善晃追悼

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名

一般財団法人 合唱音楽振興会

助成区分

東京芸術文化創造発信助成

助成タイプ

単年

平成26年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

「三善晃先生 お別れの会」より　（2014年） 　　撮影：林喜代種

大谷研二（指揮）

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事業概要

本公演では、昨年10月に亡くなられた三善晃氏を追悼する。三善氏は東混と共に団の創立間もない頃より委嘱作品を含む数多くの活動を通して、合唱芸術の発展と普及に尽くしてこられた。その影響力は計り知れず、今やその膨大な作品は合唱芸術における重要なレパートリーとなり盛んに演奏されている。プログラムでは全て三善氏の作品として、近現代の日本を代表する4人の詩人のテキストによる珠玉の代表作4曲（『嫁ぐ娘に』高田敏子 詩、『月夜三唱』中原中也 詩、『クレーの絵本 第2集』谷川俊太郎 詩、『縄文連禱』宗左近 詩）を取り上げる。指揮には東京混声合唱団指揮者の大谷研二氏をお迎えする。大谷氏は中世から現代に至る色彩ゆたかな作品の紹介と流麗な指揮によって高い評価を受けている日本を代表する合唱指揮者の一人。浅井道子氏のピアノ、東京混声合唱団の演奏と共に、三善氏の遺した合唱芸術の神髄を披露したい。

実施時期

2014年12月4日（木）

実施場所

第一生命ホール（東京都中央区）

※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【東京混声合唱団】
1956年、東京藝術大学声楽科の卒業生により創設された日本を代表するプロ合唱団。コンサートの開催を演奏活動の中心に置き、広範囲な分野の合唱作品の開拓と普及に取り組んでいる。その活動は年間200公演以上を数える。レパートリーは創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた203曲を数える作品群をはじめ、内外の古典から現代作品までと全合唱作品を網羅している。2007年、サントリー音楽賞、中島健蔵音楽賞を受賞。