知られざる虚無僧尺八の世界
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 株式会社 ワビサビエンターテインメント
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成25年度 第Ⅱ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要
本事業は古典芸能の素晴らしさをインターネットという新しいメディアを通じて発信する試みである。 時代劇等に登場する尺八を吹く虚無僧。波乱に富んだ歴史は知られていない。一方、海外では禅に通じるとして、虚無僧が吹いた普化宗の尺八曲(古典本曲)の愛好家が増えている。その虚無僧尺八を原点に斬新な活動を続ける“き乃はち”が、古典本曲を現代に受け継ぐ三橋貴風、善養寺惠介の両巨頭を迎え、それぞれの演奏を交えながら、その独特の世界を三人が語り、インターネット「ニコニコ生放送」内の「東京都ちゃんねる」で公式放送として生中継する。 「ニコニコ生放送」では視聴と同時にコメントの投稿で画面上に参加でき、その画面を会場や出演者が見ることで双方のリアルタイムのやり取りが可能である。本プログラムは全国の20代を中心とする5千人から1万人以上の若者の視聴が想定され、古典芸能の世界に化学反応を巻き起こしたい。
- 実施時期
- 2013年10月5日(土)
- 実施場所
- 江戸東京博物館ホール(東京都墨田区)
プロフィール
【き乃はち】
尺八奏者。株式会社ワビサビエンターテインメント役員。民謡演者の家庭に育ち、二十歳から三橋貴風氏に師事し、普化尺八、古典本曲を学ぶ。ロックバンド「六三四Musashi」にも所属し、2003年からは現代音楽と融合したオリジナル曲がアニメ、歌舞伎の他、テレビのBGMなど多方面で使用されている。昨今は旧ソ連圏での活動も積極的に行っている。自身の演奏活動の他、多方面の業種と交流があり、様々なプロデュース活動も展開中。