アンサンブル・ノマド第49回定期演奏会
人間の声=ヒューマン・ヴォイスVol.3〜時をこえる言葉、うた〜
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- アンサンブル・ノマド
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成25年度 第Ⅱ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要
人間の声・言葉の持つ「力」に注目した2013年度「人間の声=ヒューマン・ヴォイス」シリーズ第3弾は、ゲストにソプラノの天羽明恵を迎え、フリドのモノオペラ『アンネの日記』と、ベリオの『フォークソング』を取り上げる。『アンネの日記』は不安と絶望に翻弄される少女の心理を見事な音楽作品に仕上げた注目すべき作品である。コンサート形式としては日本初演となり、当アンサンブル団員の稲垣聡による新規の演出によって、少女の揺れ動く心の様が繊細に映し出される。後半のルチアノ・ベリオの『フォークソング』は、世界各地の民謡、黒人霊歌、中世の流行歌などの持つカラフル且つ素朴で繊細な美しさを存分に生かした、現代における声楽作品としては欠かせない存在の作品である。今回は、作品の個性が際立つオリジナルの室内楽版で演奏する。 ソプラノ:天羽明恵 演奏:アンサンブル・ノマド 指揮:中川賢一(『アンネの日記』)、佐藤紀雄(『フォークソング』) 演出:稲垣聡
- 実施時期
- 2014年2月16日(日)
- 実施場所
- 東京オペラシティ リサイタルホール(東京都新宿区)
プロフィール
【アンサンブル・ノマド】
1997年結成。「NOMAD」(遊牧、漂流)の名にふさわしく、時代やジャンルを超えた幅広いレパートリーを自在に採り上げ、斬新なアイデアやテーマによるプログラムで独自の世界を表現するアンサンブルとして内外から注目されてきた。第2回佐治敬三賞を受賞するほか、海外の主要現代音楽祭にも多数招聘されている。また、近年ではアウトリーチ活動にも積極的に取り組み、国内外の学校・施設で訪問コンサートやワークショップを行っている。
CDは、ALM RECORDS等から多数リリースされている。