アンドロイド演劇『さようなら』ヨーロッパツアー
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 有限会社アゴラ企画
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成24年度 東京芸術文化創造発信助成
事業概要
【あらすじ】 死を目前にした人間に、ただ詩を読み続けるアンドロイドと、一人の少女の物語。谷川俊太郎、ランボー、若山牧水などの詩を、アンドロイドが淡々と読み続ける中で人間とロボットのまったく新しい関係が示される。 【キャスト】 アンドロイド「ジェミノイドF」 ブライアリー・ロング 河村竜也 堀夏子 アンドロイドの動き・声:井上三奈子 ※ブライアリー・ロングはパレルモ、オーデンセ公演のみ出演 ※河村竜也、堀夏子はジュヌヴィリエ公演のみ出演 【スタッフ】 脚本・演出:平田オリザ テクニカルアドバイザー:石黒浩(大阪大学&ATR石黒浩特別研究室) 舞台監督:中西隆雄 照明:三嶋聖子 舞台美術:杉山至 字幕:西本彩 ロボット操作・音響:泉田雄太 演出助手:浜崎賢二 制作:西山葉子
- 実施時期
- 2012/11/2~2012/11/3、 2012/11/7~2012/11/8 2012/12/16、2012/12/18、2012/12/20
- 実施場所
- マッシモ劇場(イタリア、パレルモ)
ノードメイン(デンマーク、オーデンセ)
ジュヌビリエ国立演劇センター(フランス、ジュヌヴィリエ)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【有限会社アゴラ企画】
1984年7月こまばアゴラ劇場を創業。1986年より青年団の制作部門をサポート、こまばアゴラ劇場が青年団のフランチャイズ劇場となる。1989年より全国の劇団を招いて大世紀末演劇展を開催。2001年からは新フェスティバル・サミットを開催。2003年度より全公演を劇場がプロデュースする新体制に移行。
【青年団】
1982年11月代表平田オリザを中心に結成、活動を開始。これまでに本公演46作品とプロデュース公演11作品のほか青年団リンク作品、若手自主公演作品を製作している。こまばアゴラ劇場を拠点として活動し、1991年以降毎年地方公演をおこなう。1993年に初の海外公演として韓国公演を行う。その後も1999年に韓国公演(韓国語字幕付)、2000年に北米4都市巡演(英語字幕付)、2002年にヨーロッパ5都市巡演(全公演字幕付・英伊仏語)を行っており、2006年は『ヤルタ会談/忠臣蔵・OL編』で北米7都市巡業、『東京ノート』で東南アジア3都市巡演、また、人気演目『東京ノート』を中心に2006年以来5年連続でヨーロッパ公演を実施しており、独特の演出方法を用いた、静かで精緻な舞台作りが国内外かから高い評価を不動のものとしている。また2007年の『別れの唄』をはじめ、海外公演をきっかけに交流の深まった海外アーティストとの国際共同制作も成功を収め、これまでにないコラボレーションを提示している。2010年度は『東京ノート』を日中韓の俳優による3か国語版として再演した他、ロボット演劇初の東京公演を果たし、演劇業界以外からの注目もさらに高まっている。