Picnic Dance Channel #1 田中熊 “Running to Cosmos”

Running to Cosmos (2024) 撮影:福永将也

Running to Cosmos (2024) 撮影:福永将也

Running to Cosmos (2024) 撮影:福永将也
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事業概要
ダンス作家事務所として活動を開始したChicken Picnic Clubと、新人作家田中熊が主催する初の公演が、東京都にある小劇場—シアターバビロンの流れのほとりにて—で開催された。本作”Running to Cosmos”では、ゲスト・アーティストとして共同制作に木ノ内乃々・丹羽青人・畠中真濃・福永将也・藤村港平(五十音順)が参加し、2024年11月初旬に初演を迎えた。出演者3人が緻密にすれ違いながら、約45分間をほぼ無音で展開するダンス作品となった。観客に語りかけるような素振りを見せつつ、徹底的に理解できないもののどこかシンクロを見せる動きが新しい感覚を呼び起こした。
作品上演前に広報協力団体のCMを上映する、作品に関するインタビュー記事や、以前開催していたクローズドのサロンでの会話を振り返る記事を公開するなど、企画全体としてネットワークを意識した取り組みを行った。
- 実施時期
- 2024年11月8日(金)ー11月10日(日)
- 実施場所
- シアターバビロンの流れのほとりにて(東京都北区)
プロフィール
【田中熊】
宮崎県出身。
現代の踊り子に興味を持ち、見せることを想定した動きのフレーズを、年間に150前後創作している。過去作品の『もういちど生まれる』(2023) のデモビデオを持ち込んだことで、Chicken Picnic Club所属作家としての登録に至る。