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ここから (2025)

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事業概要
ピアニスト/アーティスト向井山朋子による短編アートフィルム「ここから」では、全編を通してマキシム・シャリギン作曲《9つの前奏曲》の演奏により構成され、伊豆諸島・青ヶ島の断崖や噴気孔「ひんぎゃ」といった風景が、異界と現実の境界を描き出す。故郷・熊野で毎年行われる、男だけが参加できる炎の祭祀「お燈まつり」の火が、歴史・聖俗・ジェンダーを横断する象徴として登場し、焼却の儀式から都市の炎、そして現代の暴力の連鎖へとつながっていく。
コンセプト&演出・出演:向井山朋子
音楽:マキシム・シャリギン『9つの前奏曲』(2005)、向井山朋子
撮影監督:北川喜雄
テクニカルディレクター:遠藤豊(Luftzug)
監修:レニエ・ファン・ブルムレン
- 実施時期
- 2025年7月1日(火)~14日(月)
- 実施場所
- オンライン
プロフィール
【一般社団法人マルタス】
ピアニスト/美術家/ディレクターである向井山朋子は、オランダにおいて公益法人Tomoko Mukaiyama Foundationを設立し、世界各地にて作品の発表を積極的に行ってきた。
一般社団法人マルタスは、その活動をオランダ・ヨーロッパから日本へと発展させるとともに、複合領域を横断する21世紀型アートプロジェクトの調査および発表、日本とヨーロッパ、さらにアジアのアートシーンを結ぶプラットフォームの構築を目的として、東京に設立されたものである。