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サルメカンパニー第十回公演『サルメ版 黒い十人の女』

採択団体・個人名
サルメカンパニー
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

2025年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI[単年助成]芸術創造活動

事業概要

サルメカンパニー第十回公演『サルメ版 黒い十人の女』
【主な出演者】
石川湖太朗・那須凜・小黒沙耶・阿岐之将一・井上百合子・西村優子・投元ひかり・遠藤真結子・近藤陽子・鈴木彩葉・平佐喜子 他
【概要】
名匠・市川崑が和田夏十のオリジナル脚本をもとにメガホンをとった傑作を”サルメ版”として脚色を加え舞台化した、サルメカンパニー第十回公演。
小劇場の空間をまったく新しい形で利用し、生演奏も効果的に挿入しつつ昭和のテレビ局の忙しなさを表現した。
原作にないオリジナル要素として、2幕冒頭で六~九番目の女たちがそれぞれ自分の境遇や松吉への想いを吐露する長台詞を追加。十番目の女は、物語終盤に自殺を選ぶ三郎と電話でやりとりするシーンを追加し、バックボーンがあまり語られない彼女たちにスポットを当てることで、タイトルの通り十人の女が主役の作品へと転化させた。

実施時期
2025年8月7日(木)- 13日(水)
実施場所
シアター風姿花伝 (東京都新宿区)

プロフィール

【サルメカンパニー】
2017年11月結成。2018年の旗揚げ公演から年2回ずつ主催公演を継続し、2019年日本演出者協会主催の若手演出家コンクール次点(第5位)。佐藤佐吉演劇賞2021では最優秀演出家賞を含む6部門受賞。
令和5年度日本劇団協議会「日本の演劇人を育てるプロジェクト」の新進育成劇団に選出され、福田善之最新作『文明開化四ッ谷怪談』を上演。
2024年7月にハピネット・メディアマーケティングとタッグを組み、火の鳥連載70周年記念サルメカンパニー特別公演『猿女版 火の鳥~鳳凰篇~』を上演。
2025年4月にはサルメカンパニー×クリオネプロデュース『12人のヒトラーの側近』を上演した。
全作品生演奏での上演が劇団の特色であり、キャストが全員楽器を演奏する公演や、プロアーティストとのコラボレーション公演を実施するなど演劇・音楽が共存した作品作りに挑んでいる。