evala 現われる場 消滅する像



事業概要
音楽家/サウンド・アーティストのevalaが2017年より展開する、新たな聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」の現時点での集大成となる展覧会を開催。展覧会タイトルは、ほぼ音だけで構成されているにも関わらず鑑賞者の視覚的想像力をも喚起するevala作品体験を表現したものである。 本展開催にあたり、evalaは大型インスタレーション《ebb tide》をはじめ、《Sprout “fizz”》《Inter-Scape “slit”》《Embryo》《Studies for》と五つの新作を発表。会場であるICCの無響室のために制作され、以来長く愛される作品《大きな耳をもったキツネ》《Our Muse》や、既作《Score of Presence》の最新ヴァージョンと合わせて、精緻に構築された音響空間のなかで、聴くことと見ることが融け合う新たな知覚体験をさまざまな方法で提示した。
- 実施時期
- 2024年12月14日(土)~2025年3月9日(日)
- 実施場所
- NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA、B(東京都新宿区)
プロフィール
【evala / See by Your Ears】
evalaは日本の音楽家、サウンドアーティスト。既存のフォーマットに依拠しない音響システムを駆使した独自の”空間的作曲”によって、先鋭的な作品を国内外で発表。2017年より、新たな聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」を主宰。「耳で視る」という独自のコンセプトを掲げ、聴覚に眠る潜在能力を覚醒させる没入体験を展開。無響室から広大な庭園、廃墟から公共空間、劇場に至るまで、多様な場でのサウンドインスタレーションを発表し、文化庁メディア芸術祭や国際賞プリ・アルスエレクトロニカなど国内外で高い評価を確立している。




