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火の鳥プロジェクト

採択団体・個人名
株式会社サイ
助成区分
芸術文化魅力創出助成
助成タイプ
単年

2025年度 第1期 芸術文化魅力創出助成

事業概要

本事業は、演出家・小池博史が率いる国際共同制作プロジェクト『HINOTORI 火の鳥・山の神篇/海の神篇』の創作・上演を目的とした。日本、マレーシア、ポーランド、ブラジル、インドネシアの5カ国から、能楽師、ジャワ舞踊家、サーカスパフォーマーら、多岐にわたる分野のパフォーマーたちが集結。多文化の融合による新たな芸術創造の場を創出した。
舞台では、多言語(日本語、ポーランド語、英語、ジャワ語、ポルトガル語など6言語)のセリフ、多様な身体表現、音楽、映像が融合。崩壊と再生の神話的テーマを多角的に描き、国際社会の混沌と未来への問いを提示した。なかのZERO大ホールにて計6公演を実施した。
さらに公演に併せてシンポジウムを開催し、国際協働と芸術文化の未来について議論を展開。創作と対話の両輪により、東京の文化的包摂力と創造性を世界に発信した。

『HINOTORI 火の鳥・山の神篇/海の神篇』

実施時期
2025年10月11日(土)~14日(火)
実施場所
なかのZERO 大ホール(東京都中野区)

シンポジウム

実施時期
2025年10月17日(金)
実施場所
EARTH+GALLERY(東京都江東区)

プロフィール

【株式会社サイ】
小池博史は、1982年〜2012年「パパ・タラフマラ」を経て、2012年より「小池博史ブリッジプロジェクト – ODYSSEY」主宰。これまで18カ国で100作品を創作、42カ国で公演している。
人種・言語・表現様式の壁を超え、身体表現、音楽、映像、美術を融合させた壮大な舞台芸術を展開し、独自の国際的なスタイルを確立。
多国籍アーティストと協働し、普遍的なテーマを詩的に描く。
『火の鳥プロジェクト』は、ポーランド、マレーシア、ブラジルでの創作を経て2025年10月に総合版を発表。2023年、『KOSMOS』がポーランドで「現代演劇年間ベスト1」に選出されるなど、国際的に高い評価を得ている。