Naoyuki MANABE GAGAKU Ensemble 雅楽2024 伝統と革新2 〜古典を紐解き未来の伝統を創造する〜
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- Naoyuki MANABE GAGAKU Ensemble
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
2024年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成



事業概要
会場を客席を含む3つまたは4つの舞台と捉え、客席を取り囲むように演奏家を配置することで会場全体が音響空間となるような立体的な音響構成を目指した。そのような空間で、伝統と未来の創造、前衛作品の作曲の歴史を辿り、雅楽の未来までを俯瞰するプログラムを行なった。 ○プログラム ★神楽歌より《篠波》★中堀海都《星霜》一、二一 Starlight and Frost Ⅰ, Ⅱ★《平調調子》★《盤渉調調子》★《双調調子》★《黄鐘調調子》★《喜春楽》序・破 ★一柳慧《往還楽》(1980/1996) ○出演 ・NMGE 笙:真鍋尚之、豊剛秋、永井大志、青木総喜、川上彩子 篳篥:三浦元則、國本淑恵 笛:太田豊、岩﨑達也、藤脇亮、纐纈拓也 ・特別出演 笙:豊英秋 ・賛助出演 笙:下宮弘聖 篳篥:柏木理、中村朋子 箏:城戸 さくら 打楽器:戸崎可梨
- 実施時期
- 2024年11月17日(日)
- 実施場所
- 北とぴあつつじホール(東京都北区) ※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【Naoyuki MANABE GAGAKU Ensemble】
「伝統を重んじ研鑽を続ける演奏家のみ新たな伝統を創造し得る」との理念の下 2020年コロナ禍で結成。伝統に根ざしながら、庭園や遺跡・劇場空間を使い、舞台と客席という形式に捉われない演奏形式を用い、新しい演奏スタイルでの公演を行なってきた。雅楽の持つ音楽的要素を取り出し、作曲家である真鍋尚之が《調子》や二群による退吹・追吹(旋律をずらして演奏する奏法)、退舞(舞をずらして舞う)の奏法を用いた演奏で新しいスタイルを考案。新しい伝統となり得る企画を創出しつづけている。
2020:映像制作 『越殿楽の理解のために〜雅楽演奏法(鑑賞)入門』、庭園コンサート(久良岐能舞台・大塚遺跡)
2021:文化庁AFF採択事業
2022:文化庁AFF2採択事業
2023:「西の正倉院で聴く雅楽」宮崎県美郷町、「伝統と革新」豊洲文化センターレクホール
2024:第16回「創造する伝統賞」受賞