up roar
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 関田 育子
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
令和5(2023)年度 第2期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成

『up roar』 写真撮影:齋藤さおり

『up roar』 写真撮影:齋藤さおり

『up roar』 写真撮影:齋藤さおり
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事業概要
タイトル 『up roar』 事業内容 [関田育子]では、団体結成当初より、演劇における虚構と現実の二重性について考えてきた。その中で、観客が虚構と現実を等しく知覚することにより得られる、「二重性の実感」を新たな観劇経験として提案している。この観劇経験を通じて、現在の生活における有用性に規定された既存の知覚に囚われない、新しい視点の創出がされると考えているからだ。そして、上記の観劇経験を生み出すには、演劇を構成している要素(空間、戯曲、身体等)同士の関係をひとつずつ検証することが必要となる。 今回の事業では、これまで扱ってこなかった演劇の構成要素の“音楽”を追加し、観客がこの二重性を実感するための新たな方法を検討した。 クリエーションメンバー 兼本得義、黒木小菜美、小池舞、桜井圭介、下地翔太 関田育子、土屋光、中村大地、長田遼、二田絢乃、林純也、増田祥基、森山千代、横山媛香、我妻直弥
- 実施時期
- 2024年9月12日(木)-9月15日(日)
- 実施場所
- 劇場HOPE(東京都中野区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【関田育子】
2019年に演劇ユニット[関田育子]として団体を設立。
俳優の身体と劇場の壁や床が、観客にとって等価に見える「広角レンズの演劇」を提唱し、その実践として演劇作品の創作を行っている。2023年『micro wave』で「かながわ短編演劇アワード2023」⼤賞・観客賞を同時受賞。