荒御霊新田神徳
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
令和4(2022)年度 第2期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成



事業概要
平賀源内が結城座に書き下ろした作品の244年振りの復活公演。脚本・演出に花組芝居の加納幸和氏、作曲に人間国宝の鶴澤津賀寿氏を迎えた。『荒御霊新田神徳』の前日譚『神霊矢口渡』の場面も付け加え、新田義興の弟・新田義峯を巡る女たちの物語として大胆に創作した。古典演目の再演でありながら、新作の要素も盛り込み、「古典と新作の両輪」で活動する結城座の原点回帰とも言える公演となった。
出演:三代目両川船遊、十三代目結城孫三郎、結城育子、湯本アキ、小貫泰明、大浦恵実、中村つぐみ、安藤光
客演:加納幸和(花組芝居)、武市佳久(花組芝居)
義太夫:竹本京之助、三味線:鶴澤津賀寿、ツレ:鶴澤賀寿
原作:福内鬼外(平賀源内)
脚本・演出:加納幸和
作曲:鶴澤津賀寿
舞台美術:古川雅之
照明:齋藤茂男
音響:益川幸子
殺陣:山下禎啓
録音:金曽武彦
演出助手:鳥居和真
舞台監督:安田美知子
舞台監督助手:網倉直樹
宣伝美術:小田善久
写真:宮川ヨシヒロ
- 実施時期
- 2023年3月2日(木)-6日(月)
- 実施場所
- 東京芸術劇場シアターウエスト(東京都豊島区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【江戸糸あやつり人形結城座】
日本文化が華開いた江戸時代、寛永12年(1635年)に初代・結城孫三郎が日本橋で旗揚げし、幕府公認の一座となる。現在は十三代目結城孫三郎が座長を務める。「古典と新作の両輪」を活動指針に掲げ、古典や伝統の深化とともに、現代演劇においても社会風刺や前衛の精神を舞台に投影している。日本はもとより世界数十カ国で公演を重ね、国と都の無形文化財に指定されている、日本唯一の糸あやつり人形劇団でもある。