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2024年桐崎鶴女座敷舞イタリアツアー

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
一般社団法人座敷舞桐崎会
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

令和5(2023)年度 第2期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成

事業概要

この事業は、大学の日本語コースの授業内での実施および、広く一般の方を対象とした座敷舞と体遣いのワークショップを柱として実施されたものである。全て入場無料で、地唄と三絃の生演奏、白塗りに日本髪、裾引き衣裳での舞など、できる限り江戸明治時代の日常に近い形で、一般向けのイベントでは地唄以外は全てイタリア語で行った点に特徴がある。最初は桐崎鶴女による日本髪に色留引き着姿での艶物「名護屋帯」(唄と三絃は録音で小原直)、続いて鶴丸もしくは鈴女による通常の色留袖でのご祝儀物の男舞「松づくし」(唄と三絃は鶴女もしくは鶴丸による生演奏)、そして最後は鶴女による日本髪に黒留の引き着姿で本行物の「珠取り」(唄と三絃は録音で小原直)と変化に富む演目が披露された。その間に20分程時間をさいた質疑応答や45分かけてイタリア語での体遣いのワークショップ、「さくらさくら」の舞体験など観客と触れあう時間を多くもつことで、より深く日本文化の魅力を伝えたものである。

実施時期
2024年3月5日(火)-10日(日)
実施場所
サピエンツァ ローマ大学 (ローマ/イタリア) エリス・スポーツ学校 (ローマ/イタリア) フィレンツェ大学 (フィレンツェ/イタリア) G.マリオッティ・スポーツ施設 (ラ・スペツィア/イタリア) チヴィカソンドリオ市民音楽舞踊劇場学校講堂 (ソンドリオ/イタリア)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【一般社団法人座敷舞桐崎会】
「神崎ひで」と「山村たか」に師事した「閑崎ひで女」に師事した「桐崎鶴女」が指導する「桐崎地唄舞稽古会」の名取を中心に組織された法人である。座敷で舞われていたことが、地唄舞・上方舞のあらゆる面に影響していると考え、座敷の空気感を大切にすることを軸に「座敷舞」という名称を使用している。振り付けられた江戸明治時代にできる限り近づき本質に近づくこと、それを研究、発信し、様々な方々と共有して新たな発見に繋げることを目的に活動している。