東京現音計画#20~コンポーザーズセレクション7:野平一郎
回想のイティネレールと「飽和」(サチュラシオン)
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 東京現音計画
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
令和5(2023)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成



事業概要
ひとりの作曲家にディレクションを託す「コンポーザーズセレクション」の第7回目として、作曲家・指揮者として日本のクラシック音楽、現代音楽界を牽引し続ける野平一郎をプログラム監修に迎え、野平自身が80年代に参加したフランスの著名な音楽グループ「イティネレール」のレパートリーと現在フランスの「サチュラシオン楽派」の楽曲を通じて脱中央的なまなざしを持つ作品をプログラミングした。 プログラム: ・ヤン・マレシュ《ティチューブ》チューバのための(2001) ・ラファエル・センド《バッドランズ》打楽器のための(2014) ・フランソワ・ブーシュ《エコー分裂》エレクトリック・ギターのための(1986) ・ヤン・ロバン《5つのミクロリュード》ソプラノ・サクソフォンとエレクトロニクスのための(2005) ・ユーグ・デュフール《マティスによる「赤いアトリエ」》エレクトリック・ギター、サクソフォン、ピアノ、打楽器のための(2020) ・ミカエル・レヴィナス《空間ピアノのエチュード》(1977/2010) ・野平一郎《忘却のテクスチュアI》サクソフォン、チューバ、ピアノ、打楽器とエレクトロニクスのための(2023-2024 委嘱・世界初演)
- 実施時期
- 2024年3月22日(金)
- 実施場所
- かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール(東京都葛飾区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【東京現音計画】
現代音楽の第一線で活動する演奏家により2012年に結成。日本初演曲を中心としたプログラム、ユニークな編成の委嘱、若手演奏家/作曲家/スタッフへのワークショップなど演奏家サイドから新たな視点を提案していく。2013年『東京現音計画#01』にてサントリー芸術財団第13回佐治敬三賞受賞。
メンバー:有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(サクソフォーン)、神田佳子(打楽器)、黒田亜樹(ピアノ)、橋本晋哉(チューバ)