第9回山本亜美 箏 二十五絃箏リサイタル 手繰る、みちしるべ
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 山本亜美
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年個人
令和5(2023)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成



事業概要
本公演は、「第9回 山本亜美 箏 二十五絃箏リサイタル〜手繰る、みちしるべ〜」とタイトルした、全4作品によるプログラムである。 進むべき道を自ら引き寄せ、引き寄せられた方へ迷わず進むという意味を込めた。 100年以上の時を経て姿を現した琴師・菊岡太助の十三絃箏、図らずも出会った太助箏。その古雅で優美な音色は聴衆を魅了し、場を静かに整えた。そして、現代の箏として様々な音楽を表現し、悠久の音を漂わす二十五絃箏。時空を超えて、変遷を続ける箏の世界を表現する公演となった。 1、『六段の調』 (八橋検校作曲) 2、『Sound After The Silence』 (井上鑑作詞作曲・R.S.Thomasテキスト) 3、『水面ヲ駆ケル~二十五絃箏とトロンボーンのための』 (高橋久美子作曲) 4、『二十五絃箏箏曲 琵琶行』 (伊福部昭作曲)
- 実施時期
- 2023年12月14日(木)
- 実施場所
- 杉並公会堂(東京都杉並区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【山本亜美】
箏、三絃を幼少より狩谷章子氏に師事する。文化庁新進芸術家国内研修生として、二十五絃箏の先駆者である箏曲家野坂操壽氏に師事し、その後、主に二十五絃箏奏者として活動している。二十五絃箏ソロアルバム「つむぐ」、「きざし」を発売。毎年リサイタルを開催し、井上鑑・沢田穣治・高橋久美子・田口和行・森亜紀・野村誠等に委嘱し新作を発表している。現代音楽、即興演奏、またポップスなどノンジャンルで幅広く関わり、箏と自身の一体化を常に念頭に、国内外において二十五絃箏の魅力を伝え、可能性を探り続けている。