猟師グラフス
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 一般社団法人一糸座
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
令和4(2022)年度 第2期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成



事業概要
■演目:猟師グラフス ■作・F・カフカ 脚本・演出:ラーシュ・オイノ 音楽: 稲葉明徳 舞台美術:濃野壮一 舞台監督:森下紀彦 照明:斉藤茂男 音響:幸田和真 映像:宮田真理子 衣装:岩男海史 ■出演 日本= 江戸伝内、結城一糸、結城民子、結城まりな、眞野トウヨウ、土屋渚紗、成田路実 / ひびきみか オスロ= ハンナ・ディーセル、ジェイド・ハイ、 ■内容: F・カフカ未完の作品「猟師グラフス」を、オスロ・グルソムヘテン劇団のラーシユ・オイノが構成演出し、伝統を継承しながら常に新しい世界を構築創造し続ける、糸あやつり人形一糸座と、グルソムヘテン劇団の優秀な俳優達とが、俳優と人形という枠を取り払い、真の演劇人としての共同作業により上演する。猟師グラフスが獲物を追い、崖から落下し死亡する。しかし、死の国へかう古ぼけた三本マストの帆船が方向を失い永遠に海上を廻り続ける。つまり死でも生でもない、決して蘇りはしない、仮死の状態で地球を彷徨するという、奇妙なカフカ未完の物語。
- 実施時期
- 2023年10月5日-11月4日
- 実施場所
- シアタートラム(東京都世田谷区)
グルソムヘテン劇場(ノルウェー/オスロ)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【糸あやつり人形一糸座】
糸あやつり人形『一糸座』は、江戸時代から続く結城座十代目結城孫三郎の三男・結城一糸によって旗揚げされた。江戸の流れを正統に継承する座として、古典作品及び現代のアーティストとの共同作業による斬新な新作公演も行う。2015年には、イタリア・ボローニャ大学より招聘され、「伝統と前衛」をテーマにシンポジウム・レクチャー・上演を行うなど、海外での活躍も多い。海外とのコラボレーションによる芝居創りにも意欲的に活動している座である。
2022年には、結城一糸の名前を長男結城敬太が継承し、四代目結城一糸を名乗る。三代目結城一糸は、江戸時代の人形遣いの名人の名前を復活させ、江戸伝内と改名した。