リンクスケーター
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 向井ひかり
- 助成区分
- スタートアップ助成
- 助成タイプ
- 単年個人
令和4(2022)年度 第3回 スタートアップ助成

リンクスケーター(2023) 撮影:宮川知宙

『光り始める位の赤』 撮影:宮川知宙

『銀幕』 撮影:宮川知宙
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事業概要
美術作家、向井ひかりの個展及び作品集の製作を行った。 縦横無尽に動くことが出来る地面ではなく、線路のように移動の方向や速度の規定があるレーンのようなものを想定し、その上を移動することや、動線が線として表記されるということについて展開した。展覧会は小平市に位置するスペース「WALLA」にて行い、元民家が持つ独自の構造を利用して作品を構想、設置した。また、作品集の製作において、制作記録をまとめることで作品構想当初の関心を顧みたり、寄稿の依頼や会期中に在廊することによって、自身が持つ視点だけに因らない作品分析を試みた。
- 実施時期
- 2023年3月17日(金)-8月20日(日)
- 実施場所
- WALLA(東京都小平市)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【向井ひかり】
世界を通過するとき世界にぶつかることで感知したイメージを、素材の選択にあたって参照した記憶と結び付けて制作を行っている。今までに目にしてきたもの、例えば「梨と磁器とコピー用紙と駄菓子のラムネ」「高速道路から見たビル群と、映画の中の誕生日ケーキ」は、(それらを見出したと意識する前に)作品内で結び付けられる。砂地に通りかかったので、砂山を作ってみてからその場を離れるように、宇宙で起こっている様々なことを発見して、コレクションしている。