オーケストラ・ニッポニカ 第43回演奏会 ≪社会への眼差し≫
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
令和5(2023)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成



事業概要
日本の作曲家たちは20世紀という時代の政治、経済、社会の出来事に向き合い、時には歴史や伝統を問い直し、抗いながら、自己の存在意義をかけて芸術的な創作活動を行った。本事業は≪社会への眼差し≫を持って作曲された4曲のオーケストラ作品が、今も尚、現代社会に訴えかける明確なメッセージ性を持ち、各作曲家の音楽的個性と才幹が見事に発揮されていることを示した。 池辺晋一郎:『悲しみの森』オーケストラのために(1998) 吉松隆:『鳥のシンフォニア(若き鳥たちに)』(2009) 三善晃:『谺(こだま)つり星〈チェロ協奏曲第2番〉』(1996)(*) 林光:『第三交響曲〈八月の正午に太陽は…〉』(**) 指揮:野平一郎 チェロ:横坂源(*) ソプラノ:竹多倫子(**)
- 実施時期
- 2023年11月12日(日)
- 実施場所
- 紀尾井ホール(東京都千代田区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ】
2002年創設以来、120曲以上の日本の管弦楽作品を演奏して、多くの作曲家の業績を紹介している。また、文化庁等の委託を受けて、2004年には北京、2007年にはハノイ、2013年にはマニラで国際交流音楽祭事業を主催。2018年5月発売のCD「芥川也寸志:交響曲第1番ほか」は、専門誌、朝日新聞などで特選盤に選ばれている。2016年6月に作曲家・野平一郎がミュージック・アドヴァイザーに就任。