Artist Residence in Meguro Neighborhood
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 株式会社Hub Tokyo
- 助成区分
- ライフウィズアート助成
- 助成タイプ
- 単年
2022年度 ライフウィズアート助成



事業概要
本事業の趣旨・目的は、アーティストが東京の目黒地域の地域社会や人々と関わりながら製作活動を行い、その機会の提供とプロセスの伴走を行うものである。且つ、地域住民にとって、アートが日常から分断・隔離されたものではなく、身近な生活圏の中で感じ、語ることができる体験や環境づくりに挑戦した。 参加対象となったアーティストは、社会に深く関わりを持ち、変化を起こしたいと考える国内外の若手アーティストである。 今回は7名(3名と2人2組)|写真家・Maureen Eggleton(メキシコ出身)、テキスタイルアーティスト・杉野牧子、コンテンポラリーダンサー・山中芽衣、演出家/プロヂューサー・蜂巣もも、演出家/ドラマトゥルク・曽根千智、キュレーター・Yangyu、美大生/版画家・Kurageが参加した。 本AIRでは、完成した作品というアウトプットを最終成果物目標に置くのではなく、いかに探求プロセスを公開しながら制作を進めることができたかどうかに着目し伴走した。アーティストは滞在中に、地域社会と関わるためのイベントやワークショップ等に参画・企画し、制作に活かした。また期間を通して、過去作品の展示を行い、最終的に期間中にリサーチ・制作したものや途中経過のものであっても展示し発表するというクロージング展示も実施した。 運営としては、槌屋の監修のもと三塩がディレクションと実行を行った。さらには、文化人類学者の水上優も参画し、このAIRが地域やコミュニティに与えた影響の分析、アーティストとのトークイベントのファシリテーターを担当した。
- 実施時期
- 2023年6月19日(月)~8月31日(木)
- 実施場所
- Impact HUB Tokyo
プロフィール
【Impact HUB Tokyo】
社会にインパクトを生み出そうとする起業家たちの世界的なコミュニティ「Impact HUB」ネットワークの一員。2013年開設以来、多様な起業、働き方、業種、文化が集まるコミュニティ・コワーキング「Impact HUB Tokyo」を提供し、国内外から多くの起業家やスタートアップ、フリーランサー、アーティスト、企業内起業家、NPOリーダーなどが集まり、メンバー間のコラボレーションを生み出し続けている。
2022年より東京都認定インキュベーション施設となり、起業家プログラムを展開している他、2023年には地域に開かれたデリカフェ「DELI at COMMUNITA(デリアットコミュニタ)」をオープンし、より多くの地域の起業家やフリーランサーが集まる場所となっている。