ほって、おこす:有楽町からヤンゴンへ
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- シャロン リュー
- 助成区分
- スタートアップ助成
- 助成タイプ
- 単年個人
令和4(2022)年度 第4回 スタートアップ助成



事業概要
20世紀初頭、有楽町周辺は大日本帝国における新聞産業の中心地のひとつであり、国内外をつなぐ情報ネットワークの一部として機能してきました。「ほって、おこす:有楽町からヤンゴンへ」展は、有楽町ビルにて、戦中の日本と東南アジアとの交流を振り返ります。本展は大きく2つに分かれており、第1章のアーカイブでは東南アジアの精神性や日常がいかに切り取られ、表現され、また変化したかについて、人類学をはじめ、歴史や美術史の視点から読み解きます。このような当時の「現実」とそれを捉えていた「まなざし」に注目するとともに、第2章ではリサーチを通じて周縁化された歴史を掘りおこす現代アーティストの作品を紹介します。
- 実施時期
- 2023年4月19日(水)-7月1日(水)
- 実施場所
- 有楽町アートアーバニズムプログラムYAU
(東京都千代田区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【シャロン・リュー】
シャロン・リューは、キュレーターや美術史研究者として活動し、2022年から2023年にかけて東京藝術大学で研究生として学んでいます。彼女はウェルズリー大学で美術史と数学の学士号を取得し、その後イェール大学で東アジア研究の修士号を取得しました。ニューヨークのFou Galleryでは、「Crafting the Past from the Future」と「Michael Eade: After the Burn」という展覧会のキュレーションを手がけました。また、2019年にはニューヘイブンのイェール・チャイナ協会で開催された「Icons of New China」という写真展のプログラムをデザインし、OculaやCAFA ART INFOジャーナルなどにもフリーライターとして寄稿しています。