条件の演劇祭vol.1-Kabuki
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 合同会社人間の条件
- 助成区分
- 芸術文化魅力創出助成
- 助成タイプ
- 単年
2022年度 芸術文化魅力創出助成〔2022年度新設〕

条件の演劇祭vol.1-Kabuki 人間の条件『四谷心中』(2023) 撮影:江戸川カエル

条件の演劇祭vol.1-Kabuki(2023)ぺぺぺの会『太陽と鉄と毛抜』 撮影:江戸川カエル

条件の演劇祭vol.1-Kabuki(2023)U30主宰者ミーティング
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事業概要
『条件の演劇祭vol.1-Kabuki』は、人間の条件が主宰し、北千住BUoYにて四つの若手演劇団体がそれぞれに歌舞伎の翻案作品を上演したフェスティバル。各団体から制作担当者を1人派遣して委員会を組織して演劇祭の制作を行い、若手演劇団体による共創的なフェスティバルを実施した。「出会いと共有」をコンセプトに、フェスティバルならではの出会いを生み、若手の演劇界を盛り上げるべく、広く若手の演劇団体主宰者が集まって行うワークショップや、作品を見た後にアーティストと観客が会話できる場の設定など、作品発表にとどまらない付随企画を行った。記念すべき第1回となる今回は、歌舞伎という文化と各団体が出会い、現代演劇の条件について考える機会となることを目指した。上演作品は人間の条件『四谷心中』、抗原劇場『熊野ヒッチハイク・ガイド』、ぺぺぺの会『太陽と鉄と毛抜』、ほしぷろ『魅惑乃鬼』の四つ。
- 実施時期
- 2023年7月7日(金)~15日(日)
- 実施場所
- 北千住BUoY(東京都足立区)
プロフィール
【人間の条件】
2019年、東京大学在学中にZRによって立ち上げられた演劇団体。
「それなしには人間が生きていくことのできないもの」をコンセプトに舞台作品を上演する。簡潔で切実なドラマを、動的な身体と暴力的な音楽の上に成立させる劇作を行っている。
近年では歌舞伎や人形浄瑠璃などの古典芸能を題材として、古典の持つ現代との距離感をそのままに、身体性のレベルで観客と作品をつなぐ経験の創出を目指している。