発表から50年。土方巽の舞踏作品『疱瘡譚』の作品解析
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 特定非営利活動法人 舞踏創造資源
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
令和3(2021)東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーⅢ 芸術創造環境の向上に資する事業【単年助成 第2期】

疱瘡譚(1972) 撮影:鳥居良禅

疱瘡譚(1972) 撮影:小野塚誠

ギバサン(1972) 撮影:倉橋正
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事業概要
1972年に上演された土方巽の代表的な作品『疱瘡譚』について改めて多角的に取材と調査を行い、舞踏作品としての意義を明らかにする。特に残された記録映像と音楽から、土方の思想を検証し作品の特徴を解析するとともに、土方の故郷秋田での調査により思想的背景や作品の根拠を探り、舞踏史における土方巽の身体表現と『疱瘡譚』の革新性を明らかにする。
- 実施時期
- 2022年6月16日(木)―12月26日(月)
- 実施場所
- 慶應義塾大学アート・センター
プロフィール
【特定非営利活動法人舞踏創造資源】
舞踏創造資源は、慶應義塾大学アート・センターに設置されている土方巽アーカイヴと連携して、舞踏の創始者である土方巽の舞踏資料を収集・保存し、公開する活動を担ってきた。さらに、その舞踏資料をもとに、土方巽の舞踏を調査、研究して、その成果を広く伝える活動を行なっている。また、舞踏をめぐる展示やシンポジウ、ワークショップや舞踏公演を企画、制作して、舞踏の普及に努めている。