ドキュ・メメント2021
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- ドキュ・メメント実行委員会
- 助成区分
- 芸術文化による社会支援助成
- 助成タイプ
- 単年
令和3(2021)年度 第1期 芸術文化による社会支援助成



事業概要
ドキュメンタリー制作者たちが、既存のメディアでは伝えきれないことを表現しようと始めた祭典。街の居酒屋にスクリーンを立て、作る人・出る人・見る人が混じり合い、次の社会への考えや行動を提示してきた。この2年、長引くコロナ禍の中で人々の間に分断と不寛容が広がっている。ドキュ・メメントは、こうした世の中の流れに抵抗し、ドキュメンタリーを通して多様な生き方や選択肢、考え方を提示することで、私たちひとりひとりが「寛容さ」を取り戻す契機をつくりたいと考えた。今回は、樹海で自殺防止の呼びかけをする渡辺恭知や沖縄で遺骨収集をする具志堅隆松、女らしさを求められることについて問いかける土屋麻由美とかんざきあやの、牛久入管の問題を訴えるクルド人たち、国と対峙するミャンマーやアフガニスタンからのリポートなど、多様な声を届けた。
- 実施時期
- 2021年12月4日(土)-5日(日)
- 実施場所
- 一龍 屋台村(東京都品川区)
KAIDO Books & Coffee(東京都品川区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【ドキュ・メメント実行委員会】
ドキュメンタリーの新しいあり方を社会に提案し、ドキュメンタリーをカルチャーにすること、作り手が理想とする環境を自分たちで作ることを目的に掲げ、映像作品の制作やイベント運営を行う。2017年に設立、東京・品川で毎年ドキュ・メメントを開催。放送とも劇場とも異なる体験型のドキュメンタリーを創造しながら、社会と結びついた新しい表現の形を模索している。作品は、ネット・テレビ・映画への展開の他、英Gardian誌のWebサイトでも公開。