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第一回 今藤長龍郎の会

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
今藤長龍郎
助成区分
スタートアップ助成
助成タイプ
単年個人

令和3(2021)年度 第1回 スタートアップ助成

事業概要

歌舞伎の伴奏音楽として誕生し現在も進化している「長唄」の演奏会である。長唄三味線演奏家 今藤長龍郎記念すべき第一回演奏会である。プログラムは二曲、『三曲糸の調』、『船弁慶』を演奏した。『三曲糸の調』は今藤尚之、今藤長龍郎、今藤龍十郎の親子三代の共演。『船弁慶』はタテ唄に中堅トップクラスの杵屋巳津也、囃子に数々の舞台を勤めてきた大御所である藤舎呂船・中川善雄他を迎えての演奏となった。長唄の醍醐味を演奏者・聴き手が一体となって共有、そして体感した公演である。

実施時期
2021年11月30日(火)
実施場所
紀尾井小ホール(東京都千代田区) ※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【今藤長龍郎】
1969年長唄唄方今藤尚之の長男として東京に生まれる。79年、今藤綾子師(人間国宝)に入門。85年、今藤長龍郎の名を許される。91年、東京藝術大学音楽学部長唄三味線専攻卒業。在学中、菊岡裕晃、田島佳子、味見享の各氏に師事。以後、歌舞伎座・国立劇場・紀尾井ホールなどを主に演奏活動を行なっている。2005年、日本伝統文化振興財団賞受賞。作曲活動も行なっており、『獅子王』(2016年市川染五郎ラスベガス歌舞伎公演)、『たのしやかぶき』(現在放映中、NHK Eテ『にほんごであそぼ』、中村勘九郎)など、数多く手がける。
長唄五韻会同人、創邦21同人、現代邦楽作曲家連盟会員。国立音楽大学非常勤講師。