London Design Biennale 2021 での“Reinventing Texture”インスタレーション作品展示
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 平野利樹
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年個人
令和2(2020)年度 第2期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

展示風景 撮影:Prudence Cuming

展示風景 撮影:Prudence Cuming

制作風景 撮影:平野利樹
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事業概要
本事業は、2021年にロンドンで開催されたロンドン・デザイン・ビエンナーレの日本部門でのインスタレーション作品展示をおこなうものである。東京とロンドンの都市空間に点在するさまざまなテクスチャを3Dスキャン技術で収集し、それらをデジタルモデリングで加工・組み合わせ、デジタルファブリケーションと和紙の張り子技法によって高さ約1.8m幅約8mのレリーフとして制作した。展示では、プロジェクションマッピングによってレリーフの表面にはデジタルモデルのテクスチャマップを投影したり、東京、ロンドンで収集したさまざまな環境音を来場者の動きに反応して再生するシステムを組み込むなど、作品と観客とのインタラクティブ性を追求した。
- 実施時期
- 2021年6月1日(火)-27日(日)
- 実施場所
- サマセット・ハウス(ロンドン/英国)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【平野利樹】
建築家。建築における新しい美学とは何かを、デジタルテクノロジーの活用や、美術・哲学など他領域との議論を通して探究している。2020年より東京大学国際建築教育総括寄付講座特任講師。作品として 《Reinventing Texture》《Ontology of Holes》など。著書として『a+u 2017年5月号 米国の若手建築家』(ゲスト編集)など。