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くちびるの展会2

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
くちびるの会
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

令和3(2021)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーⅠ 単年助成

事業概要

本事業では『くちびるの展会2』と題し、3つの短編作品「実家の兄弟」、「喫煙所のエレジー」、「ガム・リムーバー」の連続上演を行った。 本事業で上演した作品群では、都市に暮らす人間のささやかな葛藤を丁寧に描いた。他者から見れば些末な出来事も、当人にとっては重大な問題であることは多く、特に都市部においては個人の葛藤は、社会が考えるべき問題として取り上げられづらい。小さな葛藤を観客と共に劇場で共有することで、観客ひとりひとりが隣人の抱える問題に対し、想像力を巡らせる契機とした。 また、5名の男性俳優(薄平広樹、堀晃大、木村圭介、青沼リョウスケ、藤家矢麻刀)が2作の短編に出演することで、短編3作が相互に関係を見せ、重層的な意味合いが見える都市群像劇とした。

実施時期
2021年7月9日(金)―19日(月)(公演) 2021年7月19日(月)―9月23日(木)(オンライン配信)
実施場所
OFF・OFFシアター、オンライン配信 ※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【くちびるの会】
日本の東京を拠点に、現代演劇の普及を行う劇団。
2014年、劇作家・演出家である山本タカの捜索拠点として設立。
公演のほかに、国内の様々な地域での滞在製作や、2019年より、「吉祥寺シアター」と提携し、児童対象の演劇作品「紙おしばい」の創作に取り組む。