世界子ども音楽祭2021 in 東京:仲間と共に奏で、歌い、困難を乗り越える
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 一般社団法人エル・システマジャパン
- 助成区分
- Tokyo Tokyo FESTIVAL 助成
- 助成タイプ
- 単年
2018年度 Tokyo Tokyo FESTIVAL 助成 第2期



事業概要
オリンピック・パラリンピックを控えながら、世界中はコロナという困難に立ち向かっているこの時、子どもたちによる音楽祭の開催によって、エル・システマの理念である「奏で、歌い、困難を乗り越える」というメッセージを届けます。当初の企画のように、世界中から日本に集まり一緒に演奏することはかないませんが、世界や日本各地の仲間からのメッセージや、それぞれの地域に縁のある楽曲演奏動画の上映、コンサートのリアルタイムオンライン配信等によって、世界中の仲間と共に歓びと希望を共有したいと願っています。 第一部は、相馬と東京の子どもたちが、日本の自然の美しさを歌う『あめつちのうた』(作詞:林望、作曲:上田真樹)を、第二部は、ベートーヴェン「交響曲第5番「運命」」を、相馬子どもオーケストラが日頃から支えてくれている指導者や音楽家たちによる特設オーケストラと一緒に演奏します。
- 実施時期
- 2021年3月29日(月)18:00~20:00(17:00開場)
- 実施場所
- 東京芸術劇場 コンサートホール(東京都豊島区)
プロフィール
【一般社団法人エル・システマジャパン】
東日本大震災で被災した子どもたちが音楽での経験を通して自信や尊厳を回復し、自分の人生を切り開いていく力を育むことを当初の目的に、エル・システマを礎に2012年に設立されました。福島県相馬市から活動を開始し、現在、岩手県大槌町、長野県駒ケ根市、東京都の4箇所で活動しています。家庭の事情や障害の有無に関わりなく、どんな子どもも音楽に触れられること、皆で奏でるオーケストラやコーラスの形で学んでいくことを大切にし、自己表現の場として、そして音楽が人と人をつなぐことを目指しています。