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「蛸入道 忘却ノ儀」

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
合同会社アルシュ
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

平成30年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期

事業概要

庭劇団ペニノでは、極限まで磨き上げられた演技と精密かつ大胆な舞台美術によって構築される独自の世界観で観客を圧倒してきた。 本作では寺院を模した空間を劇場に建立し、観客はその内部に招き入れられるだけでなく、俳優たちが執り行う儀式的なパフォーマンスに巻き込まれていく。経典の反復とヴァリエーション、かき鳴らされる楽器、充満する香りと熱気。五感が総動員され、音楽的な快楽に身体を明け渡し、時間感覚を見失ってしまうあやうい没入感から逃れるのは容易ではない。リアルとフィクションの境界が溶け去った時、わたしたちはなにを忘却してしまうのか。 作・演出:タニノクロウ 出演(五十音順):飯田一期、木下出、島田桃依、永濱佑子、西田夏奈子、日高ボブ美、森準人、山田伊久磨 構成:玉置潤一郎、山口有紀子、吉野万里雄 美術:稲田美智子 照明:阿部将之(LICHT-ER) 音楽:奥田 祐 音響:佐藤こうじ(Sugar Sound)、中村嘉宏 舞台監督:足立充章 演出助手:松本ゆい ドラマトゥルク:マックス・フィリップ・アッシェンブレナー 宣伝美術:山下浩介 制作助手:柿木初美 制作:小野塚 央

実施時期
2018年6月28日(木)ー7月1日(日)
実施場所
森下スタジオCスタジオ


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【庭劇団ペニノ】
2000年1月、昭和大学演劇部メンバー有志にて庭劇団ペニノを結成。自宅マンションを改造した劇場スペースはこぶねや野外での公演など、作り込んだ舞台美術とともに上演空間には透徹したこだわりを持つ。フェスティバル/トーキョー09秋やふじのくにせかい演劇祭、KYOTO EXPERIMENTなど国内の主要な国際舞台芸術祭に多数招聘。『苛々する大人の絵本』は09年にベルリン(独)、10年にチューリッヒ(スイス)、グロニゲン(オランダ)などで上演され、スイスの著名な演劇賞ZKB Patronage Prize 2010 にノミネートされた。また『誰も知らない貴方の部屋』のアメリカ5都市ツアーを行い好評を得た(2014年)。2015年『大きなトランクの中の箱』がウィーン芸術週間、世界演劇祭にて招聘され、ウィーン地元紙で五つ星の評価を得た。2016年『地獄谷温泉 無明ノ宿』ではヨーロッパ4カ国ツアーを行ない、高い評価を得た。2018年、ジャポニスム2018の公式企画としてフランス・ジュヌビリエで『ダークマスター』と『地獄谷温泉 無明ノ宿』を連続上演し、話題となる。