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アンサンブル・ノマド定期演奏会 第67~68回「出会い Vol.2~3」

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
一般社団法人 アンサンブル・ノマド
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

平成31(2019)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要

2019年度、シーズンテーマを「出会い」と題し、様々なカタチの出会いの要素を新旧の音楽作品を通じて発現させるプログラムを目指した。
#67では、中国楽器を用いた木ノ脇道元による新規編曲のマ―ラーの『大地の歌』を中心に演奏した。作品の着想の元となった中国詩人の詩に相応しい二胡や笛子の演奏家を交えることで原曲の意図をより感覚的に伝えることができたことに加え、様々な国の詩人たちの韻文に触発されて生まれた藤倉や木ノ脇作品を絡めるという本歌取りやメタシアター的な創作方法から生まれた作品を通して「出会い」という現象が持つ実り豊かな可能性を音楽というかたちで伝達できたと思っている。 #68では、作曲家とノマドの出会いという観点から、これまで積極的に行ってこなかった新作の委嘱(松平頼暁、坂田直樹、H. Vazquez[エベルト・バスケス]の各氏と中川統雄氏による北爪道夫作品の編曲)に取り組んだ。藤倉作品の日本初演を除いて全4曲が世界初演となる刺激的でチャレンジングな内容となった。

実施時期
2019年10月5日(土)、2020年2月28日(金)
実施場所
東京オペラシティ リサイタルホール(東京都新宿区)

プロフィール

【アンサンブル・ノマド】
1997年結成。「NOMAD」(遊牧、漂流)の名にふさわしく、時代やジャンルを超えた幅広いレパートリーを自在に採り上げ、斬新なアイデアやテーマによるプログラムによって独自の世界を表現するアンサンブルとして内外から注目されてきた。第2回佐治敬三賞、2014年度ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞を受賞するほか、海外の主要現代音楽祭にも多数招聘されている。また、近年ではアウトリーチ活動にも積極的に取り組み、国内外の学校・施設で訪問コンサートやワークショップを行っている。国内外でこれまでに19枚のCDがリリースされている。