バラエティあふれる人たちの演劇公演
ワークショップシアター「ガラスの動物園」
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- NPO法人ニコちゃんの会
- 助成区分
- Tokyo Tokyo FESTIVAL 助成
- 助成タイプ
- 単年
2019年度 Tokyo Tokyo FESTIVAL 助成 第2期



事業概要
■内容: 身体に障がいのある人たちの演劇公演として、アメリカの近代戯曲でも非常に有名な作品を思い切ったキャスティングにすることで、私たちなりのリアリティを追求する。 本作の登場人物は4人。足の悪いローラとその母親のアマンダ。姉を心配する弟のトム。そして、そこに現れる青年紳士ジム。 今回、主人公のローラに18歳の筋ジストロフィーで車いすの俳優を起用。最初のシーンはワークショップ形式で、いろんな人が演じるが、物語が進むにつれ、母親のアマンダは70代の女優が演じ、弟のトムをファシリテーターである50代の女優が演じ始め、シアターへと変貌する。 最後のシーンは、この二人の女優が青年紳士ジムを二人一役で演じることで、青年紳士の多面的な魅力が表現される。そして、車いすのローラがこの女性二人のジムに徹底的に傷つけられる形で物語は終わる。 ■展望: 今後の展開として、ワークショップシアターという名で、日本各地の住民演劇の団体やNPO、福祉施設の作業所などのコミュニティに出向き、その場所で活動している人たちとともにワークショップ形式のショーとして開催したいと考えている。 それは、より深い演劇への興味と、各地のコミュニティの横のつながりを深めること、ひいては、多様なひとたちとともに生きる意味を見つける場になると考えている。 ■出演: シューレ大学なんあり企画のみなさん、山口恭子、倉品淳子、廣田渓
- 実施時期
- 2020年2月1日(土)19:00~、2月2日(日)15:00~
- 実施場所
- シューレ大学特設シアター(東京都新宿区若松町28-27)
プロフィール
【NPO法人ニコちゃんの会】
どんなに重い病気や障がいがあっても、その人らしい心豊かな人生を生き抜くことができる社会を目指し、活動している。 芸術・研究・啓発・介護(日々の生活のサポート)など多岐にわたる活動を、障がい児の親をはじめとし、医療・デザイン・舞台・教育など幅広い分野のスタッフで企画・運営している。