ニカサン/三野新 公演「うまく落ちる練習」
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- ニカサン
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成30年度 東京芸術文化創造発信助成[単年助成プログラム] 第2期



事業概要
2018年8月に発表した映像・パフォーマンス「アフターフィルム」、そして同年10月に 期間限定で開催された「にんげんレストラン」(Chim↑Pom企画)にて、ニカサン主宰の三野新が発表したソロパフォーマンスを発端とした新作舞台作品。オリンピックに向け仮設的な 工事空間が乱立する都市の風景のなかに表現としての介入の手立てを探るべく、架空の未来を舞台にした演劇公演を現代美術ギャラリーのANOMALYで上演した。 出演者には、ヌトミック所属の深澤しほ、舞台や映画出演等で活動の幅を広げる菊地敦子、ミニスキュルシングスで出演と演出を手がける立川貴一、そして藤家矢麻刀が参加。衣裳制作をPUGMENTが手がけたほか、音楽に涌井智仁、美術に西村健太を迎え、現代演劇の枠を自在に飛び越える独自の空間を作り上げた。
- 実施時期
- 2019年8月2日(金)-4日(土)
- 実施場所
- ANOMALY(東京都品川区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【ニカサン】
「現代の恐怖の予感を視覚化する」ことをテーマに、舞台芸術と写真・映像メディアを主に用いて制作している三野新が、2017年に立ち上げた演劇コレクティブ。写真や映像で記録された出演者の身体の小さな身振りを捉え、そこから政治的・社会的な背景としての「恐怖の物語」を抽出/創作することを行なっている。「ここにはいない他者」を写真や映像によって視覚化し、それらを分析し現代の「恐怖の予感」を物語によって表現することを特徴としている。