浅草おどり
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 浅草おどり実行委員会
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成31(2019)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]



事業概要
本公演は花柳輔太朗の総演出で、浅草芸妓連、幇間衆ほかゲストとして赤坂芸妓連も出演した。内容は「浅草名物」など浅草花街に伝わる伝統的舞踊、幇間衆による寸劇、赤坂芸妓連による舞踊のほか、新元号にちなんだ祝儀曲の新作「初明令和寿(あけそめてれいわのことほぎ)」(花柳輔太朗作詞・振付、小島直文作曲、望月太左衛門作調、望月太八・笛手付け)を上演。1F展示ホールでは、芸者衆の点前による江戸千家茶席、また台東区で活躍する飴細工、銀細工、組紐など伝統工芸の実演販売を実施した。 事前イベントとして浅草の三社祭、七夕祭などで芸者衆の舞踊を披露し、公演前に雷門から浅草寺まで公演成功祈願のお練りを行い、浅草神社神楽殿で芸者衆の舞踊を奉納した。主催者、出演者のほか、地元各団体代表者らが参加した。
- 実施時期
- 2019年10月25日(金)-26日(土)
- 実施場所
- 浅草公会堂(東京都台東区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【浅草おどり実行委員会】
浅草芸妓の技芸の振興のために戦後の復興祭の一環として開催され、継承されてきた「浅茅会」を新しい形に発展させるために平成7年(1995)設立された。浅草花柳界の技芸を伝承するだけでなく、観光地・浅草の新しい付加価値と地域の連帯を生み出すきっかけづくりを目指す。主に浅草花街の料亭、芸妓・幇間のほか、舞踊、邦楽演奏、茶道などの指導者たちによって構成される。
【花柳輔太朗】
1960年東京生まれ。花柳流師範、舞踊家、振付師として活動。海外公演も世界各地で多数経験する。蜷川幸雄に演出を学び、商業演劇はもちろん舞踊協会創作舞踊劇場、花街の舞踊会の振付を担当。舞踊家のための新作作品も数多く手がける。古典・新作の発表をする主催公演「華雅の会」で平成2年文化庁芸術祭賞受賞、ほか受賞多数。現在東京藝術大学音楽学部邦楽科日本舞踊専攻准教授、公益社団法人日本舞踊協会理事、花柳流花柳会理事、松尾塾伝統芸能講師。