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伶楽舎『祝賀の雅楽・舞楽と現代雅楽』米国2都市ツアー

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
一般社団法人伶楽舎
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

平成31(2019)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要

ニューヨークに拠点を置く文化交流団体であるJapan Societyによる一連の文化事業「米国における新天皇即位奉祝事業」の一環として、平安時代より日本の宮廷音楽として皇室で継承されてきた雅楽・舞楽の公演を米国2都市で開催した。主な出演メンバーは笹本武志(龍笛)、東野珠実(笙)、中村仁美(篳篥)、宮丸直子(鞨鼓)、谷内信一(舞/鉦鼓)ら、総勢17名。第一部では「祝賀の雅楽」と題し、即位の礼に演じられる「合歓塩」や晴れの席では特に良く歌われてきた朗詠「嘉辰」、また天皇の即位の折に欠かせない舞楽「萬歳楽」などを上演。第二部では、今に通じる雅楽の深い魅力を米国の観客に伝えるため、現代雅楽から日本を代表する現代作曲家・武満徹が雅楽に魅せられ作曲した「秋庭歌」と、伶楽舎の創始者である故・芝祐靖により作曲された「招杜羅紫苑」を上演した。また雅楽ワークショップ等の教育活動をそれぞれの都市で開催した。

実施時期
2019年9月18日(水) - 22日(日)
実施場所
1) ラファイエット大学 ウィリアムズ・センター・フォー・ジ・アーツ(ペンシルバニア州イーストン市/米国) 2) ジャパン・ソサエティー ライラ・アチソン・ウォレス・オーディトリアム(ニューヨーク州ニューヨーク市/米国)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【伶楽舎】
雅楽の合奏研究を目的に1985年に芝祐靖(1935-2019 芸術院会員、文化勲章受章)によって創立された雅楽演奏グループ。発足以来、現行の雅楽古典曲以外に廃絶曲の復曲や正倉院楽器の復元演奏、現代作品の演奏にも積極的に取り組み、国内外で幅広い活動を展開している。自主企画公演では現代雅楽、古典雅楽様式作品の委嘱新作の初演を多く行う。他に親しみやすいコンサートを行い、雅楽への理解と雅楽の普及に努める。小中高校生などを対象としたワークショップ、レクチャーコンサートなどの教育プログラムも多く実施。「秋庭歌一具」などの演奏によって2002年中島健蔵音楽賞特別賞、平成14年度芸術祭レコード部門優秀賞、2016年第16回佐治敬三賞を受賞。