森田志保フラメンコ公演「はな9」
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- トルニージョ
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成30年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期



事業概要
なぜフラメンコは国境を超越して私たち日本人の琴線に鋭く触れてくるのか。 なぜ私たちは、あの歌声に、弦の音に、叩くリズムに揺り動かされ、踊りに共鳴し、惹きつけられるのか。フラメンコ舞踊家森田志保はその問いを「はな」シリーズにおいて独自の世界観で表現し、今もなお探し続けている。今回の「はな9」では、限りなくシンプルに、あらゆるものを削ぎ落とし、削ぎ落としたことで生まれる普遍性を作品として現した。私たちとフラメンコを繋ぐ「根っこ」はそこにあるのではないだろうか。 出演者には、フラメンコ発祥の地へレス・デ・ラ・フロンテーラ出身のギタリスト Alfredo Lagos とカンタオール David Lagos をスペインより招聘。当事業ではフラメンコの伝統的な曲種を中心に、踊りだけでなく、カンテソロ、ギターソロを組み合わせてプログラムを構成。フラメンコの本質をより際立たせるために、シンプルな舞台演出と生音で実施した。
- 実施時期
- 2018年11月16日(金)-17日(土)
- 実施場所
- ソノリウム(東京都杉並区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【森田志保】
スペインの文化であるフラメンコを日本人の踊り手として昇華し、踊ることを通して国や民族を超えた普遍的なものを様々な形で表現している。その創造性に富んだ表現は高い評価を得ており、公演「はな6」では平成21年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2018年はスペイン・へレスでの伝統的なフェスティバル「Fiesta de la Bulería」に出演など、日本におけるフラメンコ文化の発展を牽引する存在として活躍し続けている。