第3回“手話”で楽しむ能狂言鑑賞会
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 公益財団法人 十四世六平太記念財団
- 助成区分
- 芸術文化による社会支援助成
- 助成タイプ
- 単年
平成30年度 芸術文化による社会支援助成 第1期

撮影:(株)前島写真店

撮影:(株)前島写真店

撮影:(株)前島写真店
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事業概要
聴覚障害をもつ方と健常者が共に同じ舞台を楽しむ環境を実現することを目指して2016年からスタートした事業。手話狂言で内外から高い評価を得る日本ろう者劇団を迎え、代表的レパートリーから手話狂言一番を披露いただくとともに同劇団員の手話同時通訳を付けた能一番を能楽界初めての試みとして開催。第3回となる2018年には新たな手話通訳脚本による能「船弁慶」を上演したが、能らしい手話表現を工夫し出演者自らも手話を交えて演ずるなど年々進化を続ける公演。また音響メーカーのパイオニアが提供する体感音響システムを導入し、手話通訳+体感による聴覚障害者対応観劇サービスのひとつの完成形を作り上げることも目指している。
- 実施時期
- 2018年10月20日(土)
- 実施場所
- 十四世喜多六平太記念能楽堂(東京都品川区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【公益財団法人 十四世六平太記念財団】
近代能楽の名人として名高い能楽シテ方喜多流十四世宗家喜多六平太の功績を永く伝えるとともに、流儀の拠点である喜多能楽堂を維持管理し、能楽公演をはじめ初心者や若年層、また外国人等に向けての体験事業を通して能楽喜多流の技芸を広く内外に普及、伝承させることを目的に活動を続けている。