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関かおりPUNCTUMUN 新作
「water and tears」(みどぅつなみた)北米ツアー

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
団体せきかおり
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

平成29年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第2期

事業概要

National Performance Network / Visual Artists Network(NPN/VAN)による Asia Exchange:U.S-Japan Connection – Residency and Performance の日本人アーティストとして、2016-17年北米および神戸でのレジデンスを経て創作した新作の北米ツアー。 〔上演作品〕 『water and tears』(初演) 日本語のタイトルは「midu tsu namita」。 「水」と「涙」の上代日本語での発音「みどぅ」「なみた」を日本祖語の所属格、“つ”でそれぞれをつないでいる。 すべての生き物や、そこに在るものと自分との境界線が曖昧だったころ。 自分と他者を隔てる意識、そもそも自分をひとつの“もの”としての認識がなかったであろう時代の時間の認識。 自然や自分ではない生き物を丸ごと、またその一部を身体に取り込むことやそれに溶け込むこと。 二杯の水と水が混じり合った時、元はどちらにあった水だったかの区別がつかなくなるように、 私という概念のある今も、他の多くの生き物と同じ水を含んだ身体を持つように。 目の前に在るものを「私でもある」「自分と連続しているものでもある」と捉えるか否か。 振付・演出:関かおり 出演:小山まさし、関かおり 振付助手:矢吹 唯 アンダースタディ:髙宮 梢 照明: 遠藤清敏 サウンドデザイン:堤田祐史 音響オペレーター:安藤誠英 舞台監督:湯山千景 衣装:萩野 緑 制作:平岡久美 川崎陽子 プロダクション:団体せきかおり

実施時期
2018年4月14日(土)-5月12日(日)
実施場所
Fusebox Festival: Ground Floor Theatre(テキサス州オースティン/U.S.A.) Bridge Dance Festival: Studio A(White Studio), Links Hall(イリノイ州シカゴ/U.S.A.) Open Eye Figure Theatre(ミネソタ州ミネアポリス/U.S.A.) *トークとデモンストレーション FlynnSpace, The Flynn Center for the Arts(バーモント州バーリントン/U.S.A.)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【関 かおり】
18歳より創作活動を開始。2003年より作品を発表。近年はヒトや動植物の生態や感覚機能に興味を持ち、嗅覚から得る感覚などを作品要素に取り入れた作品を国内外で上演。12年岩渕貞太との共作により、横浜ダンスコレクション若手振付家のための在日フランス大使館賞、同年トヨタコレオグラフィーアワード2012次代を担う振付家賞、13年エルスール財団新人賞、17年日本ダンスフォーラム(JaDaFo)賞2016受賞。公益財団法人セゾン文化財団14~17年度ジュニアフェロー。【主な作品】「うとぅり」(2017)、「を こ」(2016)、「ミロエデトゥト」(2014)、「アミグレクタ」(2013)、「マアモント」(2010)。