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VR能~最新 VR テクノロジーによる能楽の世界発信プロジェクト~

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
若者能実行委員会
助成区分
Tokyo Tokyo FESTIVAL 助成
助成タイプ
単年

平成29年度 東京文化プログラム助成:未来提案型プロジェクト支援

事業概要

能という芸能は特に、体験してみて分かる面白さがあり、それを誰もが如何なる場所からも体験可能にするため、撮影時に能楽師の視点にカメラをセットした。本企画は、VRのジャイロ機能と能楽の能動的鑑賞法との親和性を利用し制作したVR作品の没入感をさらに高めたいというモチベーションからの企画である。また、2020年を目処に高まる日本への関心に応えるため、いかようにも編集可能なVR素材を持つことを目標とした。 作品は第十三回若者能でのアンケート結果をもとに、能楽師「塩津圭介」の案内で能楽堂の中を見学後、新たに得た知識、見た景色を前提にして能「羽衣」を観るという10分間の映像に編集した。 上映会は、凸版印刷VRシアターでのテスト上映を実施した。

実施時期
2018年1月6日(土)第十三回若者能、4月24日(火)VR能 試写会、5月2日(水)- 5月6日(日)東京キモノショー2018にて発表
実施場所
宝生能楽堂(東京都文京区)、凸版印刷株式会社 印刷博物館VRシアター(東京都文京区)、日本橋三井ホール(東京都中央区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【若者能実行委員会】
「若者能」は2004年の初演以来、能楽を楽しむ人の裾野を広げ様々な能の楽しみ方を提案すべく喜多流シテ方塩津圭介を中心に日本文化に興味のある学生、社会人ボランティアが運営している。未就学児童と一緒に観られる会である点や未成年者や学生の鑑賞料を援助するため一般の鑑賞料にはそれをサポートする金額が含まれる仕組み、若者の手に届く伝統文化を提供するという意味では、上演中のTwitter解説やU-stream配信などの技術を活用するなど、能の新たな楽しみ方を普及している。