邦楽展Vol.30 Koto Collection Today
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 吉村 七重
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年個人
平成29年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第2期



事業概要
1969年に開発された二十絃箏は、2019年に楽器制作50年を迎える。その区切りの年に向け、邦楽展では本年から二十絃箏のスタンダード・ナンバーとなる作品を年代別に選び、また新たな名作となるような新作と共にプログラムを構成して演奏会を開催する。今回はその創成期1970年代の作品を振り返る。(なお、二十絃箏の開発に携わった作曲家三木稔の作品は、別の機会を設け改めて演奏会を企画する予定) <プログラム> 入野義朗: 2つのファンタジー~二十絃箏と十七絃箏のための~(1969) 池辺晋一郎: 紡ぐ ~二十絃箏独奏のための~(1971) 助川敏弥: 秋の夜~ 二十絃箏独奏のための~(1972) 池辺晋一郎: 梢にて ~二十絃箏独奏のための~(1995) 長澤勝俊: 樹冠 ~尺八・二面の二十絃箏・十七絃箏のための~(1979) <出演> 吉村七重・田村法子・丸岡映美・坂本ゆり子・下田れい子 福田輝久(尺八)
- 実施時期
- 2017年11月20日(月)
- 実施場所
- 角筈区民ホール(東京都新宿区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【吉村七重】
二十絃箏の第一人者として国内外で活躍、箏による現代音楽を牽引してきた。独奏曲からオーケストラとの協奏曲まで多くの作曲家との共同作業を展開し100曲を超える作品を初演。文化庁芸術祭賞(1992)、第三回出光音楽賞(1993)、第一回日本伝統文化振興賞(1994)、中島健蔵音楽賞(1999)、第19回朝日現代音楽賞(2010)、芸術選奨文部科学大臣賞(2010)、2012年春に紫綬褒章を受章。主宰する「邦楽展 ~Koto Collection Today~」では若手演奏家の育成と新作の開発に努め、成果をあげている。「日本現代箏曲研究会」代表。