アンサンブル・ノマド結成20周年記念定期演奏会 饗宴Vol.1~4
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- アンサンブル・ノマド
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成29年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期



事業概要
アンサンブル・ノマド結成20周年の今年は、それを記念し、これまでアンサンブルを支えてきたメンバー一人ひとりに焦点をあて、それぞれをソリストとした協奏曲集を組んで計4回の特別定期公演を行う。複数の演奏家で構成されるアンサンブルの妙は、異なる楽器(個性)がぶつかり合って生まれる化学反応ともいうべき音楽だが、優れた反応を生むためには個々の演奏家の技量や感性が卓抜したものでなければならない。演奏家としてそれぞれ日々充実した演奏家活動を続け、演奏技術や芸術性のレベルアップに精進しているメンバーによって生み出されるノマドの音楽が、現代音楽界に於いて常に異彩を放ち続けているのは決して偶然の結果ではない。そんな12人のメンバーがソリストとして各々1曲ずつ自ら選んだ協奏曲を「アンサンブル・ノマド」をバックに披露する本企画によって、20年を閲した当アンサンブルによって表現される現代音楽の「現在」と、来たる「未来」への展望を広く肌で感じ取ってもらいたいと思っている。
- 実施時期
- 2017年9月23日(土)、10月20日(金)、11月23日(木)、12月22日(金)
- 実施場所
- 東京オペラシティリサイタルホール(東京都新宿区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【アンサンブル・ノマド】
1997年結成。「NOMAD」(遊牧、漂流)の名にふさわしく、時代やジャンルを超えた幅広いレパートリーを自在に採り上げ、斬新なアイデアやテーマによるプログラムによって独自の世界を表現するアンサンブルとして内外から注目されてきた。第2回佐治敬三賞、2014年度ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞を受賞するほか、海外の主要現代音楽祭にも多数招聘されている。また、近年ではアウトリーチ活動にも積極的に取り組み、国内外の学校・施設で訪問コンサートやワークショップを行っている。国内外でこれまでに14枚のCDがリリースされている。