オペラ『セヴィリアの理髪師の結婚』
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 田尾下哲シアターカンパニー
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成29年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期



事業概要
いわゆる「フィガロ三部作」は『セヴィリアの理髪師』『フィガロの結婚』『罪なる母』で構成されている。『セヴィリアの理髪師』(ロッシーニ作曲)と『フィガロの結婚』(モーツァルト作曲)は、同じボーマルシェの戯曲が原作のため共通の登場人物が多いが、作曲家各々の考え方の違いにより同じ人物でも声域が異なり、一人の歌手が同じ役で出演することは殆ど見られなかった。しかし、本作では『セヴィリアの理髪師の結婚』と題し、『セヴィリアの理髪師』と『フィガロの結婚』を回想劇として再構成し、2作品を1作品として再創造する。 □演出:田尾下哲/家田淳 □音楽監督:根本卓也 □出演:村松恒矢、大沼徹、今野沙知恵、山口清子、糸賀修平、山本康寛、与那城敬、黒田博、嘉目真木子、醍醐園佳、青木エマ、郷家暁子、三戸大久、林よう子、磯地美樹、森雅史、升島唯博、ピアノ:高田絢子、矢崎貴子
- 実施時期
- 2017年8月26日(土)-27日(日)
- 実施場所
- イタリア文化会館(東京都千代田区)
アニェッリホール
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【田尾下哲シアターカンパニー】
本団体は「世界の舞台芸術シーンを背景に、現代日本における舞台芸術の『芸術性』と『社会性』を、実践を通じて追及していくこと」を理念としている。芸術性においては「100年後も上演され得る新しい古典作品の創造」をテーマに、一過性の消費される作品ではなく、世界に通じる普遍的な作品の創造を目指す。社会性においては、上演のみならず創造する「過程」を重要視し、社会との関わり方を意識した活動の展開を行う。オペラ、音楽劇、ストレイトプレイを中心に質の高い作品を創り、舞台芸術の発展に尽力する。