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Reborn Homes Through my voice

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
北條 知子
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年個人

平成28年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第2期

事業概要

Reborn Homes through my voiceは、2人のサウンド・アーティスト北條知子とRahel Kraftによる、記憶、音、そして声をめぐるプロジェクトである。あなたが「家」について考えるとき、どんな音を思い出すだろうか?国籍やジェンダー、社会的立場に関係なく、誰しも「家」とよばれる場所についての特別な記憶を持っているだろう。個々人にとっての特別な場における、特定の音環境——床のきしみ、ドアベルの音、夜明けに聞こえる鳥の声など——は、メディアによる客観的な「記録」としてではなく、人々の心の中の「記憶」としてとどめられている。アーティストは、地域住民へのインタビューを通して収集した記憶の音を基に、それぞれの個人的なサウンド・スケープを旧平櫛田中邸によみがえらせる。 会期中の毎週末には、特別なスキルを必要としないヴォイス・ワークショップや、ゲストを交えたパフォーマンスを開催する。

実施時期
2017年4月1日(土)-22日(土)
実施場所
旧平櫛田中邸(台東区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【北條 知子】
サウンド・アートおよび実験音楽の実践/研究。最近は、特定の場にまつわる個人の記憶やその不安定さをテーマに制作活動をおこなう。ポスト・ジョン・ケージ時代の実験音楽を扱う「実験音楽とシアターのためのアンサンブル」ディレクター。ロンドン芸術大学 MAサウンド・アーツ修了。

【ラヘル クラフト】
ラヘル クラフトはサウンド、パフォーマンスを中心に制作しているアーティスト。スイスのコンスタンス湖の近くで生まれ育つ。クラフトの興味は、近代的な作曲、即興、パフォーマンスとインスタレーションが交差するところにあり、そこには場や聴くことの実践、集団的プロセスも含まれる。